授業計画
これまでの授業と今後の予定
- 線形写像の核と像(4月15日)
§0. 復習(ベクトル空間,線形独立と線形従属,ベクトル空間の基底と次元)
§1. 線形写像
- 線形写像の定義とその性質
- 線形写像から定まる部分ベクトル空間の像と核の定義
- 線形写像の行列表現(4月22日)
-
線形写像の次元定理(像と核の次元の関係)(証明).
- 小テスト(階数,連立1次方程式)
§2. 線形写像の行列表示
- 線形写像の行列表示(基底を定めることで線形写像は行列の形で表現できる)
- 基底の変換(4月29日)
§3. 基底の変換と表現行列の変換
- 基底の変換と変換行列
- 基底の変換と表現行列の変換(最後に述べた定理の証明の補足)
- 内積空間(5月13日)
§4. ベクトル空間の内積
- 内積,ノルムの定義(内積空間,数ベクトル空間の標準内積).
- 正規直交基底(5月20日)
- 内積とノルムの性質(三角不等式,シュワルツの不等式)
- 「長さ」と「角度(直交する)」の概念について(応用:3次元数ベクトル空間内の平面の方程式)
§5. 正規直交基底とグラム・シュミットの直交化
- グラム・シュミットの直交化法(5月27日)
- 直交系と線形独立性
- グラム・シュミットの直交化法(課題を出しました)
§6.直交変換と直交行列
- 直交変換と直交行列(6月3日)
- 直交変換の性質
- 直交行列の定義と性質,直交行列と正規直交基底
- 中間試験(6月3日)(問題 | 略解とコメント)
- 固有値と固有ベクトル(6月17日)
§7.固有値,固有ベクトル,固有空間
- 線形変換と画像の変形を例に固有値,固有ベクトルについて説明しました(これから勉強することの概観について).
- 固有多項式,固有値,固有ベクトル,固有空間の定義
- 固有値と固有空間の計算(6月24日)
- 行列の対角化(7月1日)
§8.行列の対角化
- 小テスト(固有値,固有ベクトル,固有空間の計算)
- 対角化の手順
- 対角化可能性について
- 対称行列の対角化(7月8日)
- 前回の小テストに対するコメント
- 対称行列の固有値,固有空間の性質
- 行列の三角化(7月15日)
- 直交行列による対称行列の対角化(課題を出しました)
- 正方行列の三角化(対称行列の対角化可能性の証明)
- 対角化の応用(7月22日)
§9.行列の対角化の応用
- 期末試験(7月29日)(問題 | 略解)
|