2017年度秋学期 複素関数論 Complex Analysis
月4限 15:05-16:45 | 2-276教室 | 対象:情報工学科3年生 建築学科3年生
担当:佐藤 弘康(e-mail : hiroyasu [at] nit.ac.jp | 研究室:W1棟204 | 電話番号:0480-33-7972)
スチューデントアワー:月・火・水の2限と昼休み(詳しくはカレンダーを参照)
自然科学のみならず工学のさまざまな分野で、現象を表現・解析する手段として微分積分学の知識は欠かせない。
微分積分学の概念・計算技法を身につけるために、複素関数を対象とした微分法・積分法について学習する。基礎的な計算技法に習熟するとともに、留数定理を用いた実積分への応用も理解する。
第1回 | 9月 | 25日(月) | ガイダンス 複素数とその演算 第3部 第1章 §1 p.116-117 |
第2回 | 10月 | 2日(月) | 共役複素数, 複素数平面 第3部 第1章 §1 p.117-121 課題:p.121 問7 |
16日(月) | 出張のため休講 | ||
第3回 | 23日(月) | ド・モアブルの定理 第3部 第1章 §1 p.121-122 課題:p.122 問10 | |
第4回 | 11月 | 1日(水) | $n$乗根 第3部 第1章 §2 課題:p.125 問題1 |
第5回 | 6日(月) | 複素関数 第3部 第1章 §3 課題:問題. $w=\dfrac{1}{\bar{z}}$ の実部と虚部と求めなさい. p.131 演習問題III-1[A] 5(1)〜(3) および (4)(5)のどちらか1つ |
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第6回 | 13日(月) | 正則関数 第3部 第2章 §1 課題:p.134 問1, p.135 問題2 |
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第7回 | 20日(月) | コーシー・リーマンの方程式と正則関数の導関数 第3部 第2章 §2 , 指数関数 第3部 第2章 §3 課題1:p.131 問題1 課題2:複素関数 $f(z)=\cos(z)$ の導関数を求めよ. |
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第8回 | 27日(月) | 線積分 第3部 第3章 §1 ※レポート課題 (ヒント ) 課題1:p.154 問1 課題2:p.154 問1(1) に関連し, (i) p.155 例題3の曲線 $C_1, C_2, C_3$ に対して, $\int_{C_1}z\,dz$, および $\int_{C_2+C_3}z\,dz$ を求めなさい. (ii) $C' : z(t)=(t-1)^2i-t+1$ に対して, $\int_{C'}z\,dz$ を求めなさい. 【補足】$C$, $C_1$, $C_2+C_3$ はすべて始点と終点が同じ曲線である. 例題3の結果から, 始点と終点が同じでも, 経路が異なれば複素積分の値は一般には異なる. しかし, 課題の関数の場合はすべて積分値は一致する. また, $C'=-C$ であるから, $\int_{C'}z\,dz=-\int_C z\,dz$ である. |
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12月 | 4日(月) | (体調不良により休講) | |
第9回 | 11日(月) | 不定積分, 単一閉曲線に沿った複素積分 第3部 第3章§1 課題:p.168 演習問題III-3 1(2), 2 |
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第10回 | 18日(月) | コーシーの積分定理 第3部 第3章 §2 課題:p.163 問題 1 |
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第11回 | 25日(月) | コーシーの積分公式 第3部 第3章 §2, 3 ※レポート課題 | |
第12回 | 1月 | 15日(月) | グルサの定理 第3部 第3章 §3 p.167 これまでの復習 |
23日(月) | 期末試験(問題 | 解答 | 得点分布) |