2019年度秋学期 4Q 数学(再履修) Mathematics
火・金2限 10:50-12:30 | 2-372教室
担当:佐藤 弘康(hiroyasu [at] nit.ac.jp | W1棟204 | 0480-33-7972)
工学のさまざまな分野で現象を表現, 解析する手段として微分積分学と線形代数学の知識は欠かせない. ここでは, 2変数関数を主とした微分法, 積分法と線形現象を表現するために必要な行列の基礎知識を身につける.
以上の目標を学生が達成できるように, 講義を中心とした授業行う.
第1回 | 11月 | 22日(金) | ガイダンス(授業の諸注意) 偏微分(i) 偏微分の計算をマスターしよう 2.4[1] 2.4[2] 137〜141 / 予習プリント |
第2回 | 26日(火) | 偏微分(ii) 2変数関数のグラフ 2.3[1] 134〜136 【第1回小テスト】 |
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第3回 | 29日(金) | 関数の展開(1) 1変数関数の展開, 近似値の計算 2.5[1] 142〜145 / 予習プリント / Jupyter Notebook | |
第4回 | 12月 | 3日(火) | 関数の展開(2) 2変数関数のテイラー展開 2.5[2] 148 【第2回小テスト】 |
第5回 | 6日(金) | 関数の極値(1) 1変数関数の極値の判定 2.6[1] 150〜152 / 予習プリント | |
第6回 | 10日(火) | 関数の極値(2) 2変数関数の極値の判定 2.6[2] 153〜155 【第3回小テスト】 |
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第7回 | 13日(金) | 積分(1) 累次積分の計算(積分順序の交換と変数変換は扱わない) 2.9[1][2] 156〜158 / 予習プリント | |
第8回 | 17日(火) | 積分(2) 2重積分と体積 2.9[1][2] 161, 162 【第4回小テスト】 |
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第9回 | 20日(金) | 行列(1) 行列の基本事項, 線形演算と積 3.1[1] 163〜168, 170, 171 / スライド 【授業前】ベクトルの線形演算(和, スカラー倍)と内積についてテキストを用いて調べ, 理解できなかった事項をノートに記しておくこと. 【授業後】行列とその和, スカラー倍, 積について確認し, 授業中に解いた問題を解き直すことで知識の定着に努めること. |
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第10回 | 24日(火) | 行列(2) 逆行列 3.1[2] , 基本行列と基本変形 演習問題 3.1 4, 5 169, 172〜176 / スライド 【授業前】連立1次方程式の解法(消去法)についてテキストを用いて調べ, 理解できなかった事項をノートに記しておくこと. 【授業後】連立1次方程式, 逆行列, 基本行列の関係性を確認し, 授業中に解いた問題を解き直すことで知識の定着に努めること. 【第5回小テスト】 |
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第11回 | 27日(金) | 行列式(1) 2次と3次の行列式 3.3[2] 例4. 3.3[3] 177〜181 / スライド 【授業前】2次正方行列の逆行列の公式と逆行列の存在条件についてテキストを用いて調べ, 理解できなかった事項をノートに記しておくこと. 【授業後】行列式の性質を利用した演算の手法を確認し, 授業中に解いた問題を解き直すことで知識の定着に努めること. |
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第12回 | 1月 | 7日(火) | 行列式(2) 行列式の性質 3.3[3] 182 / スライド 【授業前】行列の基本変形と転置行列についてテキストを用いて調べ, 理解できなかった事項をノートに記しておくこと. 【授業後】行列式の性質を利用した演算の手法を確認し, 授業中に解いた問題を解き直すことで知識の定着に努めること. 【第6回小テスト】 |
第13回 | 10日(金) | 固有値と固有ベクトル(1) 定義と求め方 3.6[1] 183〜185 / スライド 【授業前】行列の演算規則(分配法則), および逆行列の存在条件についてテキストを用いて調べ, 理解できなかった事項をノートに記しておくこと. 【授業後】固有値, 固有ベクトルの求め方を確認し, 授業中に解いた問題を解き直すことで知識の定着に努めること. |
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第14回 | 14日(火) | 固有値と固有ベクトル(2) 行列の対角化 3.6[2] 186 / スライド 【授業前】固有値, 固有ベクトルの定義と求め方, 及び対角行列についてテキストを用いて調べ, 理解できなかった事項をノートに記しておくこと. 【授業後】行列の対角化の意味や目的を確認し, 授業中に解いた問題を解き直すことで知識の定着に努めること. 【第7回小テスト】 |
この科目は, 「基礎数学II」の後続科目であり, 「基礎数学II」を受講した学生は「基礎数学II」の単位を習得していることが履修条件となる. 微分積分学の基礎として, 「基礎数学II」では1変数関数の微分法, 積分法を扱っている. また, 線形代数学の基礎として, 「基礎数学I」ではベクトルを扱っている. この科目では上記2科目の内容を踏まえ, 微分積分学における2変数関数を主な対象とした微分法, 積分法と, 線形代数学における行列式と固有値, そしてそれらの応用として行列の対角化について学習する.
この必修科目を履修することにより, 工学部生として最低限必要な数学の知識を習得することができる. なお, 本科目の履修者は, 本科目に合格しないと後続科目の「応用解析」を履修することができない.
「基礎数学I」, 「基礎数学II」の内容を十分に理解していることが望ましい. 授業時間外課題に挙げたキーワードについてテキスト及び指定の問題集で予習を行うこと.