2017年度春学期 線形代数学 II Linear Algebra II
木3限 13:20-15:00 | 1-256教室 | 対象:ものづくり環境学科2年生 創造システム工学科2年生
担当:佐藤 弘康(hiroyasu [at] nit.ac.jp | W1棟204 | 0480-33-7972)
ベクトルや行列を扱う線形代数学は抽象的であるがゆえに、その概念や技法は数学はもちろんのこと、工学のさまざまな分野でも応用されている。 線形代数学の考え方を身につけるために、行列式、1次変換、固有値・固有ベクトルについて学習する。行列式の性質を利用した計算技法を身につけるとともに、行列の幾何学的側面も理解する。
第1回 | 4月 | 13日(木) | ガイダンス,行列式 第3章 §1.1 |
20日(木) | (休講) | 第2回 | 27日(木) | 行列式の定義 課題:講義の感想 |
第3回 | 5月 | 11日(木) | 行列式の基本性質 第3章 §1.2 課題:p.77 問2, p.79 問4 (2)(3), p.81 問5 (2)(3) |
第4回 | 18日(木) | 行列式の展開 第3章 §2.1 ,高次の行列式 第3章 §2.2 課題:p.86 問3, p.91 問1(1)〜(4)の中から3問選択 |
|
第5回 | 25日(木) | 逆行列 第4章 §2.2(p.133-137) 課題:p.137 問11(2問選択) |
|
第6回 | 6月 | 1日(木) | 1次変換 第5章 §1.1 課題:p.143 問3, p.144 問4, p.145 問6 |
第7回 | 8日(木) | 回転行列,直交行列 第5章 §1.2 課題:p.148 問3, 問題A. 次の1次変換を表す行列が直交行列であることを示しなさい. (i) $x$軸に関する対称移動 (ii) $y$軸に関する対称移動 (iii) 原点に関する対称移動 問題B. 行列$\left(\begin{array}{cc}1&3\\0&1\end{array}\right)$が, (i) 直交行列ではないことと, (ii) 行列式が$1$であることを示しなさい. |
|
第8回 | 15日(木) | 1次変換の合成と逆変換 第5章 §1.3 課題:p.152 問2, 問3, p.153 問4 |
|
第9回 | 15日(木) | 小テスト(問題 | 解答 | 得点分布)【補講:4限(15:45--16:45) / 5限(17:30--18:30) / 6限(18:35--17:35), 2-373教室】 | |
第10回 | 22日(木) | 固有値・固有ベクトルの定義,固有値の求め方 第5章 §2.1 (〜p.161) 課題:p.161 問4, 問5, 問6 |
|
第11回 | 29日(木) | 固有ベクトルの求め方 第5章 §2.1 (p.161〜) 課題:p.162 問7, 8 |
|
第12回 | 7月 | 6日(木) | 行列の対角化(参考 第5章 §2.2 ) 課題:問題A. p.162 問7 から2問選び, (i) 行列 $A$ を対角化する正則行列 $P$ を構成せよ. (ii) $P^{-1}AP$ がどのような対角行列になるか予想せよ. (iii) $P^{-1}AP$ を実際に計算し, 予想と合致するか確かめよ. 問題B. 行列 $\left(\begin{array}{cc}1&3\\0&1\end{array}\right)$ が対角化可能か調べよ. |
第13回 | 13日(木) | 対称行列の対角化 第5章 §2.2 課題:p.168 問2 |
|
18日(水) | 補講日 | ||
第14回 | 20日(木) | 2次形式の標準化 第5章 §2.3 | |
27日(木) | 期末試験(問題 | 解答 | 得点分布) |