微分積分学I - 佐藤弘康

連絡事項

自然科学のみならず工学のさまざまな分野で、現象を表現・解析する手段として微分積分学の知識は欠かせない。微分積分学の概念・計算技法を身につけるために、1変数関数を対象とした微分法について学習する。基礎的な計算技法に習熟するとともに、極限や極値に関する理論も習得する。

第1回	4月	8日（水）	ガイダンス
第2回		15日（水）	関数の極限第1章 §1.1 第2章 §1.1
第3回		22日（水）	関数の連続性第2章 §1.2 , 微分係数第1章 §1.2 , 導関数第1章 §1.3
第4回		29日（水）	導関数第2章 §2.1 積の微分法第2章 §2.1
第5回	5月	13日（水）	商の微分法第2章 §2.1 合成関数第2章 §2.2
第6回		20日（水）	合成関数の微分法第2章 §2.2 ，$\sin x$ と $\cos x$ の導関数第2章 §3.3
第7回		27日（水）	$\tan x$ の導関数第2章 §3.3 ，$(\sin x)'=\cos x$ の証明第2章 §3.1, 3.2
第8回	6月	3日（水）	小テスト（問題 \| 解答 \| 得点分布）
第9回		10日（水）	逆関数の微分法第2章 §4.1
第10回		17日（水）	逆三角関数の導関数第2章 §4.2,4.3
第11回		24日（水）	対数関数・指数関数の導関数，対数微分法第2章 §5.1, 5.2, 5.3, 5.4
第12回	7月	1日（水）	微分法の応用 (1) 接線第3章 §1.1 ，関数の増減第3章 §2.3
第13回		8日（水）	微分法の応用 (2) 極大と極小第3章 §3.1, 3.2
第14回		15日（水）	微分法の応用 (3) テイラー展開第6章 §2.1, 2.2, 2.3
		29日（水）	期末試験（得点分布）

期末試験80%（科目共通試験），小テスト・演習課題など20%の割合で評価する．
毎回の授業で問題演習を実施する．手順は以下；
- 教科書等の問題を指定し，指定の答案用紙に解答して提出してもらいます（指定の用紙しか受け付けません）．
- 解答後は必ず答え合わせをして，正しくない場合は途中式のどこが間違えているか探して訂正してください（正答をただ書き写すことではありません）．
- 授業時間内に終わらない場合は，次回の授業の前々日（ただし土日を除く）の17:00までに私に直接手渡すか，研究室のドアの封筒に提出してもらいます．提出期限が過ぎた答案は一切受け取りません．
- 1回の提出につき1点を加点します（合計点数は最大10点）．ただし，不完全な答案（解答されていない問題がある，答え合わせをしていない，誤答が正されていない，等々の不備）は加点しません．
中間期に小テスト（ミニ中間試験）を実施する（10点）．
期末試験を実施する（100点満点）．
$\min\{10,$(課題提出回数)$\}+$(中間小テストの点数)$+$(期末試験の点数)$\times 0.8\geqq 60$ で合格とする．

授業の欠席について
- 出席点というものがないので，休んだことの届け出は基本的にしなくて結構です．友人にノートを写させてもらうなどの対処を各自行ってください（課題の有無も確認してください）．
- 休んだ回の課題を提出する意思があるならば，メール等で連絡の上，答案用紙を受け取りに来てください（またはここからダウンロードして印刷）．レポート用紙やルーズリーフでの提出は原則不可です．
- 病欠等で数日休んでしまった場合は，課題の提出期限を猶予します．その際は，答案用紙を受け取る際に欠席届け等を見せてください．