連絡事項

授業の目的

本授業では、自然科学や工学の事象の正確な表現に必須となる数学的方法のうち、「統計学」の内容を一通り身につけることを目的とする。

まず、前半は、データを整理し、平均、分散、相関係数を求める。後半は、代表的な確率分布である正規分布の性質を使った推定、検定を学ぶ。

達成目標

  1. 平均値、分散、相関係数の計算ができる。(20%)
  2. 正規分布が理解できる。(50%)
  3. 正規分布を利用して、推定、検定ができる。(30%)

また, 本科目はJプログラムにおける学習・教育達成目標「C:科学と技術の基礎知識を習得している。(科学技術の知識)」の「(2) 機械工学に必要な自然科学の基礎を習得している。」に対応している.

授業の予定

第1回 9月 29日(火) ガイダンス,データの整理  §1.1   §1.2 
第2回 10月 6日(火) データの代表値  §1.3 
第3回 13日(火) データの分散度  §1.4 
第4回 20日(火) 相関係数  §1.5 (1)(2) 
23日(金) (特別研修日)
27日(火) (休講)
第5回 11月 10日(火) 相関表  §1.5 (3) 
第6回 17日(火) 確率  §2.1 
第7回 24日(水) 確率変数と確率分布  §2.2 (1) 
第8回 12月 1日(火) 確率変数の平均と分散  §2.2 (2)(3) 
第9回 8日(火) 二項分布・ポアソン分布  §2.3 (1)   §2.3 (2) 
第10回 15日(火) 正規分布  §2.3 (3) 
第11回 22日(火) 正規分布の応用  §2.3 (4) 
第12回 23日(水) (補講)母集団と標本推定  §3.1 , 区間推定  §3.2 (1)(2)(3) (2限, 2-273教室)
第13回 1月 12日(火) 検定の定義  §4.1 (1) 
第14回 19日(火) 母平均の検定(母分散既知の場合)  §4.1 (2) 
26日(火) 期末試験問題 | 解答 | 得点分布 (1限 9:20--10:20)

教科書・参考文献について

評価について

履修登録前の準備

その他

試験の得点分布と評価など