連絡事項

授業の目的

ニュートンが最初に微分方程式を用いて力学的な運動を表わして以来、自然科学の法則や工学における現 象を表現する手段として、微分方程式は重要な役割を果たしている。 専門科目の理解に必要とされる読解力・計算力を身に付けるために、常微分方程式について学習する。基本的な常微分方程式の解法に習熟するとともに、解の意味も認識する。

達成目標

  1. 変数分離形微分方程式の解を求めることができる。
  2. 同次形微分方程式の解を求めることができる。
  3. 1階線形微分方程式の解を求めることができる。
  4. 完全微分方程式の解を求めることができる。
  5. 積分因子を理解し、それを利用して微分方程式の解を求めることができる。
  6. 微分演算子を理解し、それを利用して微分方程式の解を求めることができる。
  7. 定数係数同次線形微分方程式の解を求めることができる。
  8. 逆微分演算子を理解し、それを利用して微分方程式の解を求めることができる。
  9. 定数係数非同次線形微分方程式の解を求めることができる。

科目の位置づけ

これまでの授業と今後の予定

第1回 9月 29日(火) ガイダンス「微分と積分,微分方程式について」
第2回 10月 6日(火) 微分方程式の解の存在  第1部 第1章 §1, 2 
第3回 13日(火) 変数分離形微分方程式  第1部 第2章 §1 
第4回 20日(火) 同次形微分方程式  第1部 第2章 §2 
23日(金) (特別研修日)
27日(火) (休講)
第5回 11月 10日(火) 1階線形微分方程式  第1部 第2章 §3 
第6回 17日(火) ベルヌーイの微分方程式 第1部 第2章 §3 
第7回 24日(火) 完全微分方程式  第1部 第2章 §4 
第8回 12月 1日(火) 積分因子  第1部 第2章 §4 
第9回 8日(火) 高階同次線形微分方程式とその基本解系  第1部 第3章 §1 
第10回 9日(水) (補講)小テスト(6限, 2-273教室)問題 | 解答 | 得点分布
10日(木) (補講)小テスト(6限, 2-273教室)
第11回 15日(火) 微分演算子  第1部 第3章 §2 
第12回 22日(火) 定数係数同次線形微分方程式  第1部 第3章 §3 
23日(水) (補講日)
第13回 1月 12日(火) 逆演算子  第1部 第3章 §4 
第14回 19日(火) 定数係数非同次線形微分方程式  第1部 第3章 §5 
26日(火) 期末試験問題 | 解答 | 得点分布(2限 10:40--11:40)

教科書・参考文献について

評価について

その他

試験の得点分布と評価など