連絡事項

授業の目的と内容

本授業では、自然科学や工学の事象の正確な表現に必須となる数学的方法のうち,「線形代数学」の内容を一通り身につけることを目標とする.

1次独立性・ベクトル空間等の基礎概念を理解した上で線形写像・固有値・行列の対角化について学ぶ。

達成目標

  1. ベクトル、行列の基本的な計算ができる。(30%)
  2. 基底、線形写像について理解し、具体的問題に応用できる。(45%)
  3. 固有値、固有ベクトルを計算でき、具体的問題に応用できる。(25%)

また, 本科目はJプログラムにおける学習・教育達成目標「C:科学と技術の基礎知識を習得している。(科学技術の知識)」の「(2) 機械工学に必要な自然科学の基礎を習得している。」に対応している.

これまでの授業と今後の予定

第1回 4月 7日(木) ガイダンス,ベクトルとその演算  1 §1   1 §2 
第2回 14日(木) ベクトル空間  5 §16 
第3回 21日(木) 正規直交系  5 §18 
第4回 28日(木) ベクトル空間の部分空間  5 §19.1   5 §19.3 
第5回 5月 12日(木) 部分空間の基底と次元  5 §17   5 §19.2   5 §20 
第6回 19日(木) 部分空間の積・和  5 §21 
第7回 26日(木) 線形写像  6 §23 
第8回 6月 2日(木) 線形写像の行列表示  6 §23 
第9回 9日(木) 正則変換・直交変換  6 §24   6 §25 
第10回 16日(木) 固有値・固有ベクトルの定義,固有値の求め方  7 §27 
第11回 23日(木) 固有ベクトルと固有空間  7 §27 
第12回 30日(木) 行列の対角化  7 §30.5   7 §30.6 
第13回 7月 7日(木) 対称行列の対角化  7 §31  (前回の板書画像
14日(木) 出張のため休講
第14回 18日(月) 補講日(海の日) 2次形式の標準化  8 §32 【補講:1限, 2-273】
28日(木) 期末試験問題 | 解答 | 得点分布

教科書・参考文献について

評価について

履修登録前の準備

その他

試験の得点分布と評価など