連絡事項

授業の目的

自然科学のみならず工学のさまざまな分野で、現象を表現・解析する手段として微分積分学の知識は欠かせない。 微分積分学の概念・計算技法を身につけるために、1変数関数を対象とした微分法について学習する。基礎的な計算技法に習熟するとともに、極限や極値に関する理論も習得する。

達成目標

  1. 関数の極限を求めることができる。
  2. 初等関数の導関数を求めることができる。
  3. 極値の意味を理解し、それを利用して曲線の概形を描くことができる。
  4. 不定形の極限を求めることができる。
  5. 高次導関数を求めることができる。
  6. テイラーの定理を理解し、テイラー展開を利用した近似式を求めることができる。

科目の位置づけ

授業の予定と記録

第1回 4月 9日(水) ガイダンス,ミニクイズ(関数の概念について)
第2回 16日(水) 関数の極限  第1章 §1.1 ,微分係数  第1章 §1.2 
第3回 23日(水) 導関数  第1章 §1.3 ,関数の極限(再考) (1)  第2章 §1.1 
30日(水) 火曜日の授業日
第4回 5月 7日(水) 関数の極限(再考) (2)  第2章 §1.1 
第5回 14日(水) 関数の連続性  第2章 §1.2 ,べきの微分法  第2章 §2.1 
第6回 21日(水) 積の微分法,商の微分法  第2章 §2.1 
第7回 28日(水) 合成関数の微分法  第2章 §2.2 
第8回 6月 4日(水) 三角関数の導関数  第2章 §3.1, 3.2, 3.3 
第9回 11日(水) 小テスト(中間試験) 問題 解答
第10回 18日(水) 逆関数の微分法  第2章 §4.1 
第11回 25日(水) 逆三角関数  第2章 §4.2 
第12回 7月 2日(水) 逆三角関数の導関数  第2章 §4.3 
対数関数の導関数  第2章 §5.1, 5.2 
第13回 9日(水) 指数関数の導関数  第2章 §5.3 
第14回 16日(水) 対数微分法  第2章 §5.4 
関数の増減  第3章 §3.1, 3.2, 3.3, 3.4, 3.5 
(補講) web 補講「テイラー展開」  第6章 §3.1, 3.2  YouTube スライド
30日(水) 期末試験 (12:40 -- 13:40, 1-204教室)

教科書・参考文献について

評価について

期末試験の得点分布と評価など

履修者61
受験者56
AA0
A5
B7
C9
D35
未受験5
単位修得者21
単位修得率37.5%