連絡事項

授業の目的

自然科学のみならず工学のさまざまな分野で、現象を表現・解析する手段として微分積分学の知識は欠かせない。 微分積分学の概念・計算技法を身につけるために、1変数関数を対象とした微分法について学習する。基礎的な計算技法に習熟するとともに、極限や極値に関する理論も習得する。

達成目標

  1. 関数の極限を求めることができる。
  2. 初等関数の導関数を求めることができる。
  3. 極値の意味を理解し、それを利用して曲線の概形を描くことができる。
  4. 不定形の極限を求めることができる。
  5. 高次導関数を求めることができる。
  6. テイラーの定理を理解し、テイラー展開を利用した近似式を求めることができる。

科目の位置づけ

授業の予定と記録

第1回 9月 24日(水) ガイダンス,微分法とは
第2回 10月 1日(水) 関数の極限  第1章 §1.1   第2章 §1.1 
第3回 8日(水) 関数の連続性  第2章 §1.2 
微分係数  第1章 §1.2 
15日(水) 秋期特別研修
第4回 22日(水) 導関数  第1章 §1.3   第2章 §2.1 
第5回 29日(水) 積の微分法,商の微分法  第2章 §2.1 
第6回 11月 5日(水) 合成関数の微分法  第2章 §2.2 
第7回 12日(水) 三角関数の導関数  第2章 §3.1, 3.2, 3.3 
逆関数とは  第2章 §4.1 
第8回 19日(水) 逆関数の微分法,逆三角関数とその導関数  第2章 §4.1, 4.2, 4.3 
26日(水) 月曜日の授業日
第9回 12月 3日(水) 逆関数と逆三角関数についての補足(関数の単調性,逆三角関数のグラフ)
対数関数の導関数  第2章 §5.1, 5.2 
第10回 10日(水) 指数関数の導関数  第2章 §5.3 
対数微分法  第2章 §5.4 
第11回 17日(水) 関数の増減 (1)(接線  第3章 §1.1,平均値の定理  第3章 §2.1,関数の増減  第3章 §2.3
小テスト問題と解答
第12回 24日(水) 関数の増減 (2)(関数の増減  第3章 §2.3,極大・極小  第3章 §3.1, 3.2 
第13回 1月 7日(水) 関数の増減 (3)(凹凸・変曲点  第3章 §3.4 ,曲線の概形  第3章 §3.5 
14日(水) 月曜日の授業日
第14回 21日(水) テイラー展開  第6章 §3.1, 3.2 
28日(水) 期末試験 (14:00 -- 15:00)

教科書・参考文献について

評価について

試験の得点分布と評価など

  

  
履修者54
受験者53
AA1
A10
B13
C17
D12
未受験1
単位修得者41
単位修得率77.4%