「囲碁」ってどんなイメージですか?日曜日のNHK?ヒカルの碁?天地明察?老後の楽しみ? 「琴棋書画」は古くからの君子のタシナミとされてきました. 現代風に言えば「音楽,囲碁(将棋ではない),書道,美術」のことです. このうち囲碁だけは何故か学校教育から外されています. この機会に囲碁に触れてみませんか?このワークショップは囲碁のルールを一から解説し, 参加者同士で囲碁を楽しんでもらうことを目的とします.ワークショップの記録(と写真)
4月 | 5日(金) | 自己紹介,囲碁の紹介・ルールの説明,囲碁を打ってみる |
4月 | 8日(月) | 対局 |
4月 | 9日(火) | 対局 |
4月 | 10日(水) | 対局(チーム戦) |
4月 | 11日(木) | ワークショップ発表会のための準備 |
4月 | 13日(土) | ワークショップ発表会(福田ホール) |
「囲碁の効用」(週間 碁 2013年4月14日「活気づく囲碁授業 石倉九段に聞く『教育の現場』」から引用)
- 基本を理解し,錬磨して,工夫することの重要さを学ぶことができる.
基本を理解し,それを大切にしながら独創的な工夫をする.この順序が学問を学ぶ上で非常に大切.- 状況を判断して,自分の責任で決断し,実行したことの結果に責任を持つ習慣がつく.
囲碁は一対一のゲームなので,考えるのも一人,決断して実行するのも一人.一度打った石は動かせませんから,過去のすべての結果としての現在を受け入れて,次にどうすべきかを考える力を養うことができる.- 見ているのに見えていないことがよくあることを、自覚させてくれる.
相手に石を打たれてから気づき、自分のうかつさを自覚させらる経験は貴重。わかったつもりでいても、実はよくわかっていないことが多いことを囲碁は教えてくれる.- 欲張ると破綻することを思い知らせてくれる.
- 正しい大局観と正しい局所的判断の両立がてきるようになる.
- 先を読む力がつく.
- 考える習慣がつく.
- 負ける経験ができる.
現代の若者のように人間関係が淡白になっている人たちにとっては,一時間以上必死に頑張ったあげくに,勝ったり負けたりする経験は貴重.負けたときの悔しい気持ちを整理して次の飛躍のバネにする訓練は大切.
- 考える力を養う
- コミュニケーション(相手の気持ちを考える)能力を高める.
- バランス(相手にも与える)感覚を養う.
- 忍耐力(苦しい局面を耐える能力)をつける.
- 集中力を高める
- 大局観を養う.
- 右脳を鍛える(囲碁は感性のゲーム.コンピュータでは解明できない唯一のゲーム).
- 礼儀が身につく.